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  4. ミシンの『そうだったのか!』第3号
──────────────────────── 2003年9月30日  第3号
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│ ┌──┐ │└┘  ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』
└┬┘  │ │        〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?!
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                  ◎本メルマガは等幅フォントが最適です

▼ 目次
    ●ごあいさつ
    ●ミシンの価値は誰が決める?
    ●新製品のご紹介  コレクション345DC MO-345DC

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 ■ごあいさつ
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  こんにちは。島田ミシン商会の嶋田栄司です。
  そして今回からお読みいただいているみなさん、はじめまして。
  数あるメルマガの中から選んでいただき、ありがとうございます。

  このメールマガジンは、
   これからミシンを購入したい、
   ミシンのことをもっと知りたい、
   もっと上手に使いこなしたい…

  そんなホームユーザーのあなたが、誤った知識で後悔しないように、
  ミシンの嘘・ホントの解明を通して、ミシンの常識や活用のヒントをお伝
  えしていきます。

  このメールマガジンが何かの役に立って、今まで以上にホームソーイング
  を楽しんでいただけたら最高です。
  気に入っていただけましたら、お知り合いに転送してすすめてくださいね。

  ▼バックナンバー一覧はこちらから
  http://www.shimada-mishin.com/mailmag/backnum.html

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 ■ ミシンの価値は誰が決める?
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  前回、希望を叶えられそうなミシンを選び、その後に予算や、必要のない機
  能はないかなどで絞り込んでいくことを書きました。

  ▼前号のバックナンバーはこちら
  http://www.shimada-mishin.com/mailmag/backnum/20030909.html

  まずは自分が魅力に感じるミシンを選ぶ、というのが私の持論です。
  これは私の経験から得たものです。

  私はギターを弾くのが趣味です。
  中学2年の時からですから、かれこれ20年近くのつきあいです。
  一番多いときは、8本持ってました。
  けしてマニアなんかじゃ無かったんですよ。
  欲しい音を探すと、いろいろタイプの違うギターが必要だったんです。

  学生時代、テレキャスターという形のギターがほしくて、
  なじみの店に在庫してあった物を全部弾き試しました。
  とりあえず、そのときの予算は10万円でした。
  国産なら、まぁまぁよいものが買える予算です。

  とりあえず、値段は見ずに一通り弾いてみました。
  そのとき、一番気に入ったギターが定価33,000円のもの…
  当時、メーカーのギターで一番価格が安いクラスです。

  なんていうんでしょう。
  パワーはないし鳴りもよくなかったんですけど、
  手になじんで自分が一番コントロールしやすい物だったんです。

  もちろん楽器屋さんは予算を知っていたので、もっと高いのを勧めたいとこ
  ろなんですけど、音を聞くと私が選ぶのも納得というか。
  自分にとっては「3万円以上の価値がある!」と感じた1本だったんです。

  でも、買って半年ぐらいは悲惨な物でした。
  ステージでは毎回、弦が切れましたし、
  音が狂うこともしばしばでした。
  正直、ちょっと後悔したりしました。

  しかし、弦の巻き方から変えてみたり、何度も微調整していくうち、
  結果、今でも手放せない1本になりました。
  (今は、2本だけ残してます)

  なんといっても、気に入って選んだギターでしたから、
  ものにしたい(使いこなしたい)気持ちが強かったように思います。


  この経験から気が付いたのは、
  自分にとっての価値と、メーカーや販売店が決めた価値とは違う、
  ということです。

  メーカーや販売店が決めた価値は、金額になって表れます。

  もし10万円の予算だったとして、欲しいと感じるミシンが3万円で買えれば、
  「安く買えてよかった!」と喜べばいいことですし、
  それが30万円だったら、
  「やっぱりそれぐらいの価値があるよね!」と思えばいいことなんです。

  反対に、商品そのものの価値を自分で評価せずに買ってしまうと、
  不満が出やすくなります。
  自分が納得して買ったものではないからです。

  また、3万円のミシンが高いと感じる人もしかり、です。

  相場観がないことは、知らないということでもありますから、
  ひどい場合は、無用に高いミシンを買わされてしまったり、
  安物買いで、すぐに買い換えを考えなければいけなくなるでしょう。


  しかし私がこのような買い方ができたのも、3本目のギターだったからです。
  少なくとも、10万円のギターと3万円のギターの違いは、ちゃんと知ってい
  ました。

  みなさん、よくわかって選べればいいのですが、そう簡単ではありません。

  ミシンは機能だけで価格が分かれているのでもありませんし、
  同じメーカーの同じように見えるミシンであっても、
  目に見えない差があったりします。

  見分ける術を持った上で、
  それぞれのミシンの価値を、あなたが決めるのです。
  メーカーや販売店が決めるのでは無いことを忘れないでください。


  次回は、前回予告した「落とし穴」について記述する予定です。
  予定は未定ですので、違うテーマになったときはご勘弁を…(汗)

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 ■新製品のご紹介  コレクション345DC MO-345DC
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  JUKI(株)のロックミシン コレクションシリーズに、カバーステッチ(片
  面飾り)が縫える新製品「コレクション345DC MO-345DC」が加わりました。

  こちらのミシンは、全ての販売店では取扱しません。
  カバーステッチについて対応可能、または大手販売店のみの取扱になります。

  カバーステッチの仕上がりは今ひとつの印象ですが、チェーンステッチはい
  い感じですし、オーバーロックミシン部も、今までの弱点を改善するものに
  なっています。

  手動糸調子のロックミシンで、よいものを探している方におすすめです。

  ▼カタログについては、下記のURLにおいてありますのでご覧ください。
   (画像が重いです)
  http://www.shimada-mishin.com/machine/lock/345dc_2.html?

  ▼私のコメントに興味がある方は、下記URLをご覧ください。
  http://www.shimada-mishin.com/machine/lock/345dc.html?


  このミシンもそうですが、カバーステッチもできる多機能ロックとして考え
  ると、縫工房より価格が安いことしかメリットが見えません。しかし、手動
  糸調子のロックミシンとしてとらえると、綺麗な仕上がりに魅力が出てきま
  す。

  評価できる部分がわかり、自分が求めることもはっきりしていると、うまく
  ミシンを選べるようになります。

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ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』
 〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?!

【発行者】島田ミシン商会 嶋田栄司
【WEBサイト】島田ミシン商会 http://www.shimada-mishin.com/
 ご意見、ご感想はコチラまで→ mag@shimada-mishin.com

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編┃集┃後┃記┃
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  ギターの購入には後日談がありまして…

  オールド(ギターでは、価値のある中古を指します)のテレキャスターが
  そのお店に入荷しまして、値段が約40万。

  めちゃめちゃええ音がするんです、これが(惚)

  すっごく欲しかったんですけど、握った感じが弾きづらくて。
  左手で握る部分の形状が、それまでに使っていたギターと違うんです。

  知人が買ったんですが、ライブで一緒になるたび、その音が羨ましくて…
  今でも「やっぱり買っておけばよかった」と思い出します。

  でも、その知人とは同じ音にはならなかったでしょうし。
  巡り合わせですかね。
  とりあえず、いつでも欲しいときに欲しい物が買えるように、
  貯金だけはするようになりました(笑)


  最後までお読みいただき、ありがとうございました。
  次回は10月14日の発行予定です。ではでは。
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