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──────────────────────── 2004年 9月28日  第18号
┌──────┐┌┐
│ ┌──┐ │└┘  ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』
└┬┘  │ │        〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?!
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                  ◎本メルマガは等幅フォントが最適です

▼ 目次
    ●ごあいさつ
    ●その情報の根拠は?

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 ■ごあいさつ
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  いつもご愛読いただいているみなさん、こんにちは!
  そして今回からお読みいただいているみなさん、はじめまして!
  島田ミシン商会の嶋田栄司です。

  数あるメルマガの中から選んでいただき、ありがとうございます。
  今後ともご愛読をお願いします。

  このメールマガジンは、
   これからミシンを購入したい、
   ミシンのことをもっと知りたい、
   もっと上手に使いこなしたい…

  そんなホームユーザーのあなたが、誤った知識で後悔しないように、
  ミシンの嘘・ホントの解明を通して、ミシンの常識や活用のヒントをお伝
  えしていきます。

  このメールマガジンが何かの役に立って、今まで以上にホームソーイング
  を楽しんでいただけたら最高です。
  気に入っていただけましたら、お知り合いに転送してすすめてくださいね。

  ▼バックナンバーはこちら
  http://www.shimada-mishin.com/mailmag/backnum.html

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 ■ その情報の根拠は?
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  ミシンの購入を検討していると、いろんな疑問に突き当たると思います。専
  門用語はモチロンのこと、場合によっては「自分が思っていた常識は、果た
  して正しいのだろうか?」とさえ思うこともあるかもしれません。

  以前なら、身近な洋裁の先輩(えてして母親が多い)か、ミシン屋さんなど
  限られた範囲でしか情報が集められませんでした。しかし、今はインターネッ
  トのおかげで、一般の方の素朴な感想もたくさん集めることができるように
  なりました。

  参考にできる情報が増えたことはたいへん良いことです。それにメルマガを
  通してですが、こうして私とあなたの接点ができたのも、インターネットの
  おかげです。

  反面、噂や憶測の域をでない情報も多々含まれているのも事実です。


  例えば、「ミシン屋さんが、こう言っていたから」というのが根拠になって
  いる情報があります。ハッキリ言ってしまえば、ミシン屋さんのレベルも色
  々です。売るために、自分の立場を悪くしないための情報というのも存在し
  ます。

  私自身、取扱外のメーカーについて聞かれることもあるのですが、ハッキリ
  言って、良いとか是非扱いたいと思わないから取り扱わないのであって、い
  い話ができるはずがありません。ですから、その旨を事前にお伝えし、その
  メーカーの代理店さんにも意見を伺うように伝えた上で、個人的な見解を述
  べることになります。私の体験に基づく主観ですから、公正な意見とは言い
  難いでしょう。


  特徴というのは、その見方や捉え方によって、長所にも短所にもなるという
  点を見逃さないことです。「活発で元気な人」も、見る人によっては「うる
  さく、うざい人」になってしまうようなものです。

  特に批判するのは簡単です。今から10分間、パートナーを褒め続けろといわ
  れれば、ほんのちょっとだけ?自信がありません。

  それに良い点は気にしなくても大丈夫ですし、心配になるのは悪い点につい
  てですからね。『常にそのネタの根拠を確認しておくこと』が重要です。


  他にも、縫った経験がなくてもミシンは売れると言われています。
  逆に「縫えたらミシンを売れない」とさえ言われているそうです。

  これは、「まともなミシンを売っていない販売店が多い」と揶揄する表現だ
  と思いますが、確かに実際の価値以上に見せて高く売る手法があるのも事実
  です。

  無価値な物を、さも価値があるように見せる広告は、ミシン以外でもよく見
  かけます。芸能人や有識者をはじめとする方が「私も使ってます!」みたい
  に言いつつ、実は使ったことはない、というのがその典型でしょうか。

  しかし、違う意味で「縫えたらミシンを売れない」もあるのです。

  完全自動のミシンはまだ存在しませんし、必ず人間の手を必要とする以上、
  絶対縫えるなんて保証ができないのが当たり前です。あれこれ販売する側が
  講釈したところで、ユーザー個人が実際に使ってみないことには分からない
  のです。

  ですから、自分自身が縫えたら、『ミシンの販売の仕方、お客さまへの薦め
  方が変わる』のであって、売れなくなるというのは別の意味の比喩になりま
  す。

  これらのことに気がつくと、「情報の読み取り方」が変わります。


  ユーザー・販売員共に、それぞれ経験レベルや技術力、知識は様々であり、
  そこから何かしらの価値観が形作られています。

  私が、今までの経験から「こうだ」と言っていたとしても、新たな情報から
  違う見方に気がついて意見が変わることもありますし、自分の考えに強く確
  信を得ていくときもあります。

  長所と短所が裏腹であるように、別の見方を探すというのが、良質な情報を
  集めるコツです。

  そして、その情報の根拠は何なのか。その人の経験から来る「感想」なのか、
  立証可能な事実から来る物なのか。

  それを聞く自分にも、すでに経験に基づくフィルターがかかっていることを
  忘れないことです。



  ◆ご意見・ご質問・体験談など、どんな些細なことでもかまいませんので、
   メールをください。おもしろいと思ったものは、このメルマガでご紹介し
   たいと思います。
   → mag@shimada-mishin.com

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ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』
 〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?!

【発行者】島田ミシン商会 嶋田栄司
【WEBサイト】島田ミシン商会 http://www.shimada-mishin.com/?mm=018
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編┃集┃後┃記┃
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  やられました。台風16号に。

  高潮で店は床上浸水。深夜12時頃に浸水が始まり、
  全部引いたのは明け方6時頃でした。高松として戦後最大級の被害とか。
  店頭の商品は何とか逃がしたのですが、倉庫が浸かってしまいました(泣)

  新品は全部2階の倉庫にあるのが救いでしたが、1階の倉庫においてある中古
  のミシンは軒並みアウト。塩のせいでモーター類も動かなくなるし、
  電子部品が入ってる物は全部×。トラック3台分を廃棄させられました。

  車に自動ドア、シャッター、ポンプ、ボイラー、自販機などなど。
  被害は大きいです。
  それでも、生活スペースの被害にあった友人たちの話を聞いていると、
  まだまだ、ましなほうです。

  仕事の合間で片づけているので、まだ終わりそうにありませんが、
  ぼちぼちにやっています(笑)

  何事もそうだと思いますが、被害を受けているときは、とにかく避難。
  抵抗しても無駄です。いい教訓になりました。

  今回取り上げたテーマも、被害が拡大した原因が
  「今まで高松は、こんな災害を受けたことがない」という、今までの経験に
  囚われて、情報を「正しく受け止められなかった」教訓からです。

  この先、大きな地震も噂されていますし、地球の温暖化で、こうした災害は
  増えると思います。過剰に準備して無駄に終わるほうがましです。
  みなさんも、くれぐれもお気を付けください。


  今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
  突発事項が多数発生し、全てにおいて遅れています。
  次回は、10月26日の発行予定ですが、遅れた場合はご容赦ください。
  それではまた。
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