──────────────────────── 2006年6月30日 第30号 ┌──────┐┌┐ │ ┌──┐ │└┘ ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』 └┬┘ │ │ 〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?! ─────┴─┴──────────────────────────── ◎本メルマガは等幅フォントが最適です ▼ 目次 ●ごあいさつ ●機械は値段相応 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ごあいさつ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いつもご愛読いただいているみなさん、こんにちは! 今回からお読みいただいているみなさん、はじめまして! 数あるメルマガの中から選んでいただき、ありがとうございます。 島田ミシン商会の嶋田栄司です。 このメールマガジンは、 これからミシンを購入したい、 ミシンのことをもっと知りたい、 もっと上手に使いこなしたい… そんなホームユーザーのあなたが、誤った知識で後悔しないように、 ミシンの嘘・ホントの解明を通して、ミシンの常識や活用のヒントをお伝 えしていきます。 このメールマガジンが何かの役に立って、今まで以上にホームソーイング を楽しんでいただけたら最高です。 気に入っていただけましたら、お知り合いに転送してすすめてくださいね。 ▼バックナンバーはこちら http://www.shimada-mishin.com/mailmag/backnum.html ──────────────────────────────────── ■ 機械は値段相応 ──────────────────────────────────── 家庭用ミシンは、ユーザーの「家庭用製品として」求められる要素にそって、 商品開発を進めています。その内容には社会情勢も強く影響します。 バブル不況に入り、消費者の所得減少による買い控えに対応するため、ミシ ンに限らず、全ての商品に価格破壊が進行しました。 商品の価格が下落すれば、売上達成に必要な販売数量が増えます。販売数量 が増加すれば、物流費などの販売経費も増えます。経費の上昇は、価格破壊 とともに企業の収益を圧迫しました。 そこで、物流経費の削減や、原材料・部品の標準化、低予算の生産技術開発、 生産地の国際化が進行しました。 日本人は高度経済成長によって、豊かな生活に慣れ親しんできました。他国 には類を見ないほど、品質に対する目が厳しいと言われています。次第に低 価格かつ高機能でなければ、消費者は買わなくなっていきました。 メーカーとしては、品質を向上させても、その費用をそのまま価格に転嫁で きれば問題はないのですが、それでは市場に受け入れてもらえません。品質 向上のための費用を捻出するには、それなりの売上も必要になります。 結果、メーカーは低価格実現のために、徹底した合理化を進めた商品開発が 中心になっていきました。その結果、一昔前なら10万円を切ることがなかっ たコンピューターミシンでも、いまや5万円ぐらいから購入できるようにな りました。 今までなら、大量生産などによる需要と供給の変化などで安くなると考える のが通例でした。せいぜい、賃金コストが低い海外で部品の生産や組立にし たことで安くなったと考えます。 しかし低額商品が多くなり、消費者の価格基準がますます下がっています。 大量生産で抑えられる費用にも限界があります。海外生産も品質に関わるア フターフォローや物流費の高騰などで、必ずしも費用削減になっていないと も言われています。 結果、金属部品を減らして樹脂部品を増やしたり、低機能ミシンとも部品を 共通化させたり、目に見えるコスト削減で価格を安くしていかなければいけ ない状況です。 ミシンは精密機械だけに、値段相応の部分を否定できません。昔より低価格 で高機能であっても、高耐久性まで備わっているとは限りません。 ユーザーは今まで以上に、目的や価値観に合ったミシンを選ぶ力が必要になっ ています。 ◆ご意見・ご質問・体験談など、どんな些細なことでもかまいませんので、 メールをください。おもしろいと思ったものは、このメルマガでご紹介し たいと思います。 → mag@shimada-mishin.com ======================================================================== ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』 〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?! 【発行者】島田ミシン商会 嶋田栄司 【WEBサイト】島田ミシン商会 http://www.shimada-mishin.com/ ご意見、ご感想はコチラまで→ mag@shimada-mishin.com ※)いただいたメールは、予告なく本メルマガに掲載させていただくことが あります。その際、抜粋・編集する場合がありますので、あらかじめご 了承ください。掲載不可の場合は、その旨お知らせください。(お名前 はご希望がない限り掲載しません。また、個人の特定にいたる情報は除 いて掲載します) ◎このメールマガジンの転送は自由です。 ただし、掲載された記事の内容を許可なく転用・転載することを禁じます。 Copyright(C)2006 島田ミシン商会 All rights reserved. ▼このメールマガジンは以下の配信システムを利用しています。 『まぐまぐ』ID:0000115447 http://www.mag2.com/ ▼登録の解除は下記URLにて、ご自身でお願いします。 http://www.mag2.com/m/0000115447.htm ▼いたずらで登録されたと思われる方は、『まぐまぐ』にご相談ください。 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ (『まぐまぐ』からのお知らせメールの登録・解除も同様です) ======================================================================== 編┃集┃後┃記┃ ━┛━┛━┛━┛ ハリー・ポッターの6巻が発売され、またしてもハマってしまいました。 発売直前は映画で復習、5巻を読み直して挑みました。 読み終えたら読み終えたで、映画では抜けているところも多く、 またも1巻から読み直し…。 7巻がでたら、また読み直すんだと思います。 (でも、7巻の話は当初の物から書き換えたそうですし、 主要登場人物がいなくなるらしいので、読み返す元気があるかどうか…。 あれこれ勝手な想像ができる今が一番楽しい時かも 笑) 映画も続き物が増えて、 昔は1度観た映画は2度と観なかったのですが、 気に入ったものは何度も見るようになり…。 ついには本まで、何度も読み返すようになりました。 でも、その度に新たな発見があり、 その発見で、また違う視点で観たり、読んだりできるようになったり。 それって進歩がないんだか、それとも成長した証なのか?! 都合のいいように捉えることにしてます。 今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 次回は8月末頃の発行予定です。 それではまた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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